防犯カメラの違い
防犯カメラはネットワークカメラ(IPカメラ/LANケーブル)とアナログカメラ(CCTV、AHD、TVI、CVIカメラ/同軸ケーブル)に分けられます。
ネットワークカメラはBOX、ドーム、バレット、PTZだけでなく全方位、パノラマ、4眼マルチ、Wi-fi、クラウド対応など幅広いラインナップがリリースされ、AIを搭載したAIネットワークカメラでの画像解析ソリューション技術の導入も進んでいます。
防犯カメラの画素数
防犯カメラの画素は、200万-500万画素がスタンダードになり、ネットワークカメラ(LANケーブル)ではさらに高精細な4K(3840×2160)対応のネットワークカメラもラインナップされています。
アナログカメラ(CCTVカメラ/同軸ケーブル)はシェアが減少傾向ですが、既設配線(同軸ケーブル)をそのまま利用して安価にカメラだけ高画質・高性能なものにしたいというエンドユーザーからの要望へは、200万画素ー800万画素のアナログハイビジョンカメラ「AHD、TVI、CVI」へのリプレイスが進んでいます。
規格 | 解像度 | 画素数 |
---|---|---|
ULTRA HD/4K | 3840×2160 | 約830万画素/8MP |
QHD/2K | 2560×1440 | 約368万画素/4MP |
FULL HD/1080p | 1920×1080 | 約200万画素/2MP |
HD/720p | 1280×720 | 約100万画素/1MP |
SD/480p | 720×480 | 約35万画素 |
4Kネットワークカメラ(ULTRA HD)
4K ULTRA HD,12MP
4K ULTRA HDの防犯カメラは、フルHDの防犯カメラと比べ4倍以上の高画素で映像を撮影することができます。画像の一部を拡大してもフルHD並みの画像が確認できるため、人の顔や車のナンバーなどをより鮮明な画像をとらえることが可能になり、カメラの設置台数を増やすことなくより広範囲を鮮明に撮影できます。
メガピクセルネットワークカメラ(MEGA PIXEL)
5MP,4MP,FULL HD,SXVGA,HD
メガピクセルネットワークカメラとは、有線や無線のLAN機能を持つ100万画素以上の解像度を持つ機種となります。ネットワークカメラにおいては、200万画素以上が主流となりより高精細に表示記録が可能になりました。
AHDカメラ
8MP,5MP,4MP,FULL HD,HD
従来のアナログ防犯カメラ(52万画素)と比較し、高画素(200万画素-800万画素)による映像監視を行うことができ、伝送距離が大きく伸びた事による設置の効率化やコスト削減をはかることができます。
アナログ規格で映像出力を行うため、長距離配線時には映像信号の減衰が発生し、少なからず画質の劣化が発生しますが、コスト性に優れています。また、アナログカメラとの互換性があり、古くなったアナログカメラとの入替の際は、既設の配線をそのまま生かしてリプレイスを行うことができます。
また、ネットワークカメラと比較し、同軸ケーブルを使ったAHDカメラシステムでは100mを超える距離をケーブルの配線のみで対応可能です。(5C-FVで500m、3C-2Vで200m)
※AHDとは:Analog High Definitionの略で、アナログ配線でハイビジョン画質の監視が可能になる防犯・監視カメラシステムです。
ネットワークカメラにおいては撮影した映像の分析、解析を行うAIネットワークカメラが普及してきました。
モーション動体検知だけでなく、ディープラーニング機能にて人検知・車両検知・エリア侵入検知・ライン侵入検知・密集検知・人数カウント・車両カウント・顔認証・ナンバープレート検知を実現し映像を管理する際の効率化を実現します。
ガリレオはセキュリティソリューションの機器の選定から設置工事、アフターメンテナンスまで、お客様のご希望に応じて最適なご提案をいたします。防犯カメラシステムの導入をご検討中のお客様はお気軽にご相談ください。
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