【Verkada SV25空気質センサー 検証レポート】社内ショールームの空気質を分析して改善!その実力は・・・
近年の健康意識の高まりや、労働安全衛生法の改正などにより、職場環境における空気質管理の重要性が増しています。
しかし、空気質は目に見えないため、適切な管理を行うには高精度な測定とデータに基づいた分析が不可欠です。
Verkada SV25は、CO2濃度、PM2.5、VOCなど、最大15種類の空気質データを測定できる高性能な空気質センサーです。
「本当に正確に測定できるのか?」 「導入することで、職場環境はどのように改善されるのか?」
この記事では、Verkada SV25空気質センサーの実機を用いた検証レポートを通して、その測定精度、使い勝手、導入メリットを詳しく解説します。
安全・快適な環境改善の為の空気質管理システムの導入を検討されている企業・教育施設担当者様、必読の内容です。
この記事を読むことで、Verkada SV25空気質センサーの性能を深く理解し、自社の課題解決に役立つ情報を得られます。Verkada SV25空気質センサーが実現する、安全で快適な職場環境をぜひ体感してください。
(※ショールームのカメラの録画データなどはプライバシー保護や情報漏洩防止のため、許可を得て管理、破棄しております。)
目次
Verkada SV25空気質センサーとは?
Verkada SV25は、Verkada社が開発した高性能な空気質センサーです。
最大15種類のセンサーを搭載し、CO2濃度、PM2.5、VOC、温度、湿度など、様々な空気質データをリアルタイムで測定・分析することができます。
従来の空気質センサーとは異なり、Verkada SV25空気質センサーはクラウドベースで動作するため、測定データは自動的にクラウド上に保存され、いつでもどこからでもアクセス可能です。
また、直感的に操作できるダッシュボードが用意されており、空気質の変化をグラフや数値で分かりやすく確認できます。
また電子タバコやタバコ粉塵時にアラート通知しカメラと連携してすぐ映像確認することが可能。
さらに大音量または危険な騒音レベルを察知して迅速に状況把握もできます。
Verkada SV25の特徴
- 15種類のセンサー
- 高精度な測定
- クラウド連携
- リアルタイム監視
- アラート機能
- 音声録音機能
- 簡単設置
- セキュリティ対策
Verkada SV25の用途
- オフィスや会議室の空気質管理
- 学校や病院などの公共施設の空気質監視
- 工場や倉庫などの作業環境の安全管理
- ホテルや商業施設の快適性向上
Verkada SV25空気質センサーを実際に使ってみた
Verkada SV25空気質センサーを実際にオフィスに設置し、数日検証してみました。
設定方法から操作画面、実際の使用感まで、詳細にレビューしていきます。
概要と本体の外観
Verkada SV25空気質センサーは、手のひらに収まるコンパクトなサイズ感(縦横厚さのサイズ表示)です。天井につけてもコンパクトなので目立ちません。
白色をベースとしたシンプルなデザインで、どんなオフィス環境にも馴染みやすい印象です。前面には、各種センサーやマイク、LEDインジケーターが配置されています。
背面には、ネットワーク接続用のLANポートが備わっています。
操作画面
Verkada SV25空気質センサーの操作は、Webブラウザからアクセスするクラウドベースのダッシュボードで行います。ダッシュボードは直感的に操作できるよう設計されており、初めての方でも簡単に使いこなせるでしょう。
ダッシュボードでは、リアルタイムの空気質データ、過去のデータ推移、アラート履歴などを確認できます。グラフや数値で分かりやすく表示されるため、空気質の状態をひと目で把握できます。
表示する項目もタイルの編集から自由に変更することができます。
お好みの項目をダッシュボードに表示させることが可能となっています。
スマホでも遠隔接続で確認可能
Verkada SV25空気質センサーは、スマートフォンアプリからもアクセス可能です。
「Verkada Command」というアプリを使用して外出先でもリアルタイムの空気質データを確認したり、アラート通知を受け取ったりすることができます。
イベントを設定してアラートを通知する
アラート設定では、CO2濃度やPM2.5などの測定値が設定した閾値を超えた場合に、メールやアプリで通知を受け取ることができます。アラートの頻度や通知先なども細かく設定できます。
例えば、イベントでCO2濃度が1000ppmを超えたらアラート通知するように設定しておけば、換気のタイミングを逃さず、常に快適な空気環境を維持することができます。
Verkada SV25空気質センサーは、非常に使いやすく、多機能な空気質センサーだと感じました。設定も簡単で、すぐに使い始めることができました。クラウドベースでデータ管理ができる点も、非常に便利です。
Verkada SV25空気質センサーを実際に使ってみた
Verkada SV25空気質センサーを実際に使用し、CO2濃度、PM2.5、VOCの測定精度を3日間検証しました。
検証方法は、ショールームに設置してあるVerkada SV25空気質センサーと業務用 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ F-JDU35」を起動し「起動時の測定値」と「数時間後の測定値」を比較するというものです。
↑こちらが「ジアイーノ F-JDU35」です!
「業務用 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ F-JDU35」は次亜塩素酸水溶液を安定生成し空間の高い除菌・脱臭性能を搭載した空間除菌脱臭機です。
(ジアイーノについては後日の新着記事で詳しく説明いたしますのでお楽しみに!)
結論は、Verkada SV25空気質センサーで測定したところ、起動時の環境よりも測定結果が明らかに改善しました。
Verkada SV25空気質センサーが空気質の変化をリアルタイムで検知し、「ジアイーノ F-JDU35」の強力な空間除菌性能が働いていることがわかります!
実際にSV25空気質センサーの検証結果をご紹介する前に、測定値の中には分かりにくい項目もありますので初めに補足解説していきます。(主に4つあります)
CO2濃度、TVOC濃度、PM2.5、ホルムアルデヒドって何?
Verkada SV25空気質センサーが検知する空気質の項目の中でも、特に重要で分かりにくい4つの項目について詳しく解説します。
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CO2濃度
二酸化炭素の濃度。人が呼吸をする際に排出されるため、換気が不十分な室内ではCO2濃度が高くなります。
CO2濃度の上昇は、眠気、集中力低下、頭痛、吐き気などの症状を引き起こすだけでなく、感染症のリスクを高める可能性も指摘されています。SV25ではCO2濃度は1200ppm以下で良好とされています。
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TVOC濃度
総揮発性有機化合物(Total Volatile Organic Compounds)の濃度。建材、塗料、家具、OA機器などから放出される、様々な揮発性有機化合物の総称です。
TVOCの中には、シックハウス症候群の原因となる物質も含まれており、健康への影響が懸念されています。SV25では200未満であれば空気がきれいな状態です。
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PM2.5
微小粒子状物質(Particulate Matter 2.5)の略称。粒径が2.5μm以下の非常に小さな粒子のことで、呼吸器系や循環器系への悪影響が懸念されています。
工場や自動車の排ガス、燃焼などによって発生し、大気汚染の原因物質の一つとなっています。
環境基準値は、1年平均値が15μg/m3以下、1日平均値が35μg/m3以下とされています。SV25では12ug未満であれば空気がきれいな状態です。
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ホルムアルデヒド
シックハウス症候群の原因物質として知られる、刺激臭のある無色の気体です。建材、家具、接着剤などに含まれており、新築やリフォーム直後の建物で濃度が高くなる傾向があります。
ホルムアルデヒドは、目、鼻、喉などの粘膜への刺激、呼吸器疾患、アレルギーなどを引き起こす可能性があります。SV25では100ppb以内であれば室内環境が正常な状態です。
4日間の検証レポート
実際の検証結果はどうなったのか?赤い丸の項目が改善した項目です!ご覧ください。
【検証1日目】
起動から数時間経過後の空気質を計測しました。
社内ミーティング途中から計測したので、人が多かった影響もあると思いますが、二酸化炭素濃度など数値が高い状態でスタートしました。
数時間後には数値がだいぶ改善しました!
【検証2日目】
2日目はショールームの窓を開けた状態で計測しました。
しばらくして計測してみるとTVOC指数が急上昇しました↓(外の空気が中に入ったことにより上昇したと思われます)
その後、試しに15分後に計測したところ最初の状態より空気質が改善しております!ジアイーノがわずか15分で空気質を改善したことになります。
【検証3日目】
3日目もミーティングのあと午後に計測を開始しました!
起動時には高かった数値が約3時間後にはだいぶ改善いたしました。3日間の検証を通して、いずれも時間経過で測定結果が明らかに改善しました。
【検証4日目】
4日目はアラートの検証を実施しました。
TVOC指数が「100」を超えたらメールで通知するように設定し、実際にどう通知されるのかを検証しました。(※TVOC指数100は正常な範囲内です)
この状態でジアイーノを起動停止させた状態でしばらく待ちます。
1時間ほど経過すると↓
TVOC指数が「100」を超えました!
メールを確認してみると・・・通知が届いていました!!
メールの中身はこんな内容になっています!
アラーム通知後に「ジアイーノ」を起動し30分後に計測
なんと、TVOC指数が半分に!
ジアイーノによって約30分で空気質が大幅改善したことになります!!
Verkada SV25空気質センサーを使ってみて特に感じたメリット
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リアルタイムの監視
ダッシュボードで常に空気質の状態を把握できるため、問題が発生した場合でも迅速に対応できます。
もちろんスマートフォンからも確認可能で空気だけでなく、大音量または危険な騒音レベルを察知して迅速に状況把握することが可能です。
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アラート機能
ダッシュボードで常に空気質の状態を把握できるため、問題が発生した場合でも迅速に対応できます。
もちろんスマートフォンからも確認可能で空気だけでなく、大音量または危険な騒音レベルを察知して迅速に状況把握することが可能です。
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データ分析
過去のデータ推移をグラフで確認できるため、空気質の変化を分析し、改善に役立てることができます。
Verkada SV25空気質センサーは、高精度な測定と多機能性を兼ね備えた、非常に優れた空気質センサーです。導入することで、職場環境の改善、従業員の健康管理、生産性向上などに大きく貢献できるでしょう。
まとめ
この記事では、Verkada SV25空気質センサーの実機検証を通して、その性能と導入メリットを詳しく解説しました。
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高精度な測定
O2濃度、PM2.5、VOCなど、最大15種類の空気質データを正確に測定可能です。
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多機能
リアルタイム監視、アラート通知、データ分析、音声録音など、多彩な機能を搭載。
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使いやすさ
直感的な操作画面、クラウド連携、簡単設置など、ユーザーフレンドリー設計。
検証の結果、Verkada SV25は高精度で空気質データを測定できること、リアルタイム監視などの利便性が確認できました。また、ジアイーノとともに数時間使用することで空気質が改善されるという結果も得られ、その効果を実証しました!
ガリレオがVerkada SV25空気質センサー導入を徹底サポート!
Verkada SV25空気質センサーは、高度な技術と多機能性を備えた画期的な空気質センサーですが、その性能を最大限に引き出すには、適切な設置場所の選定、ネットワーク環境との連携、そしてデータ分析に基づいた運用が不可欠です。
弊社は、Verkada SV25空気質センサーの導入から運用までをトータルサポートいたします。
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最適な設置場所のご提案
お客様の施設の特性や空気質改善の目的に合わせて、最適な設置場所を検討し、ご提案いたします。
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スムーズな設置作業
ネットワーク設定など、専門的な知識と経験が必要な作業も、弊社の技術スタッフが責任を持って行います。
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分かりやすい操作説明
Verkada SV25の操作方法を分かりやすくご説明し、お客様がスムーズに使いこなせるようサポートいたします。
Verkada SV25空気質センサー導入に関する疑問や不安、お気軽にご相談ください。お客様の空気質改善を成功に導くための最適なパートナーとして、弊社が全力でサポートいたします。
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