Verkada クラウド型入退室管理システムとは何か?解説します!


入退管理システムを導入したいけどハードルが高いと感じていませんか?
紙の台帳による管理では、手間がかかるだけでなく、セキュリティ面でも不安が残りますよね。
そんな導入の悩みを解決してくれるのがVerkadaのクラウド型入退室管理システムです。
この記事では、Verkadaの「TD52 ビデオインターホン」と「AC12 ワンドアコントローラ」を使用したクラウド型入退室管理システムをご紹介します!
TD52とAC12を導入すれば、従業員はスマートフォンで簡単にドアを解錠できるようになり、来訪者対応もスムーズに行えます。管理者は、離れた場所からでもアクセス権限の設定や入退室状況の確認が可能になります。
実際に使ってみた感想や具体的な活用シーンを交えながら、そのメリットをわかりやすく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、Verkadaで実現するスマートな入退室管理をイメージしてください!
目次
クラウド型入退室管理システムとは?Verkada TD52 & AC12で何ができる?
Verkadaの「TD52 ビデオインターホン」と「AC12 ワンドアコントローラ」は、クラウドベースの入退室管理システムを構築するツールです。
クラウド型入退室管理ソリューションとは何でしょうか?
従来の入退室管理システムは、オンプレミス型といって、企業内にサーバーやシステムを設置する必要がありましたが、クラウド型は、インターネット経由でサービスを提供するためサーバーなどの設備が不要で、より簡単に導入できます。
Verkadaの「TD52」と「AC12」もクラウド型ソリューションを採用しています!
TD52は、高画質のビデオ通話、顔認識、モーションセンサーなどを備えた、多機能なインターホンです。AC12は、ドアの開閉を制御するコンパクトなデバイスで、TD52と連携して、シームレスな入退室管理を実現します。
例えば、従業員が出社する際、スマートフォンをかざすだけでオフィスのドアを解錠できます。
(ドアロック解除のBluetoothを有効にするとアプリを使用せず近づくだけで解錠もできます)
また、管理者は、パソコンやスマートフォンから、離れた場所にある支店のドアを遠隔で解錠できる入退室の履歴をクラウド上で確認し、誰がいつどの部屋に入ったのかを把握できます。
Verkada AC12 ワンドアコントローラ
AC12ワンドアコントローラは、簡単に言うと、ドアを電子的に制御するための小さなコンピューターのようなものです。
従来の鍵のように物理的な鍵を使うのではなく、スマートフォンやカードリーダーを使ってドアを開け閉めすることができます。
例えば、
- 従業員証をかざしてオフィスに入る
- スマートフォンで会社のエントランスの鍵を開ける
- 会議室のドアを特定の時間帯だけ開けられるように設定する
といったことが、AC12を使うことで実現できます。
AC12は、Verkadaのクラウドベースのシステムと連携して動作します。そのため、
- パソコンやスマートフォンから、離れた場所にあるドアの鍵を遠隔で開け閉めする
- 特定の従業員にだけドアを開ける権限を与える
- 誰がいつドアを開けたのか、履歴を記録する
といったことも可能です。

Verkada TD52 ビデオインターホン
TD52ビデオインターホンは、来訪者とビデオ通話ができるインターホンです。
従来のインターホンとは異なり、高画質のカメラで来訪者の顔をはっきりと確認することができます。また、スマートフォンと連携しているので、外出先でも来訪者に対応することができます。
例えば、
- 会社のエントランスに設置して、来訪者を確認してからドアを開ける
- 留守中に宅配便が届いた際に、スマートフォンで応答してドアを開けてもらう
- 離れた場所にいる家族とビデオ通話をする
といった使い方ができます。
TD52は、単なるインターホンとしてだけでなく、セキュリティカメラとしての機能も備えています。
- 人感センサーで動きを検知して、自動的に録画を開始する
- 顔認識機能で、登録された人物を識別する
- 不審な人物を検知した場合、スマートフォンにアラートを送信する
といった機能により、防犯対策にも役立ちます。
さらに、TD52は、Verkadaのクラウドベースのシステムと連携することで、より高度な機能を利用することができます。
- 複数のTD52をまとめて管理する
- 録画した映像をクラウド上に保存する
- アクセスコントロールシステムと連携させて、ドアの開閉を制御する
といったことが可能です。

Verkada TD52 & AC12を使ったクラウド型入退室を実際に使ってみた!
実際にガリレオのショールームにあるTD52とAC12を連携させてクラウド型入退室管理システムを試してみました。
Verkada AC12 ワンドアコントローラの検証
Verkada AC12 ワンドアコントローラでドアの解錠・施錠ができるか検証してみました。
iPhone16との大きさ比較↑
AC12 ワンドアコントローラの外観はこんな感じ。厚さと横幅がiPhone16の3.5倍くらいです。シンプルなデザインのため壁や天井につけても外観を損ねません。
スマートフォンからドアの解錠・施錠をするには、以下の手順が必要です。
- Verkadaでユーザーを作成する
- スマートフォンに「Verkada Pass」をインストール
- 「Verkada Pass」を開き作成したユーザーでログインする
- アプリからドアの開錠ボタンを押して開錠する
今回は社内の共有アカウントにて開錠してみました。
アプリから開錠ボタンを押すか、「Bluetooth」をONにした状態で、リーダーにスマートフォンを近づけると開錠ができます↑
Verkadaの管理画面からアクセス履歴を確認することもできます↑
Verkada TD52ビデオインターホンの検証
まずは、Verkada TD52とiPhone16を大きさ比較してみました↑ 横幅は約2倍、高さは1.4倍ほどの大きさです!
TD52のインターホンを押すと管理者ユーザーのスマートフォンに通知がきます。また、スマートフォンから「Verkada Pass」を起動し通話と開錠をすることができます。
実際のVerkada Passの画面と説明です↑
画面は非常にシンプルでiPhoneの通話画面に似ていてわかりやすいです。
検証まとめ
スマートフォンアプリから、簡単にドアの解錠・施錠、アクセス権限の設定、入退室履歴の確認などが行えます。
直感的なインターフェースで、誰でも迷うことなく操作できるでしょう。
また、画質の良さも印象的でした。TD52ビデオインターホンは5MPの高解像度カメラを搭載しており、来訪者の顔を鮮明に映し出します。
夜間や暗い場所でも、クリアな映像を確認できるので、セキュリティ面でも安心です。
検証を通して以下の点で最も便利だと感じました。
-
スマートフォンによるドア解錠
スマートフォンアプリを使って、簡単にドアを解錠できます。物理的な鍵を持ち歩く必要がなくなり、紛失のリスクも軽減されます。
-
遠隔での来訪者対応
TD52のビデオ通話機能を使えば、オフィスにいなくても、来訪者と会話し、ドアを解錠できます。
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アクセス権限の設定
アカウントごとにアクセスできるドアや時間帯を制限できます。
-
入退室履歴の確認
誰がいつどのドアを通過したのか、履歴を簡単に確認できます。
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リアルタイムでの監視
TD52のカメラ映像をリアルタイムで確認し、不審な動きがあればすぐに対応できます。
Verkada クラウド型入退室管理システムの活用シーン
具体的な活用シーンをいくつかご紹介します。
オフィスビル
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エントランスのセキュリティ強化
TD52ビデオインターホンを高画質カメラと顔認識機能付きインターホンとして設置することで、来訪者を特定し、不審者の侵入を未然に防ぎます。
例えば、登録されていない人物がビルに侵入しようとすると、セキュリティ担当者にアラートが送信され、すぐに対応することができます。
-
会議室へのアクセス制限
AC12ワンドアコントローラーと連携させることで、特定の従業員だけがアクセスできる会議室を作成し、機密情報の漏洩を防ぎます。
例えば、役員会議室は役員と秘書のみアクセス可能に設定し、重要な会議の内容が外部に漏れるリスクを最小限に抑えることができます。
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フレックスタイム制への対応
従業員の出退勤時間を正確に記録し、フレックスタイム制の導入をスムーズにします。
例えば、従業員はスマートフォンでドアを解錠する際に自動的に出勤時刻が記録されるため、タイムカードとして活用することも可能です。
小売店
-
営業時間外のセキュリティ対策
閉店後にAC12ワンドアコントローラーで自動的にドアを施錠し、盗難のリスクを軽減します。
タイマーを設定することで、毎日決まった時間に自動で施錠することができ、閉店作業の効率化とセキュリティ強化を両立できます。
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バックヤードへのアクセス制限
従業員だけがアクセスできるバックヤードを作成し、在庫管理を徹底します。
例えば、バックヤードへの入室は店長と担当者だけに制限することで、在庫の紛失や盗難を防ぎ、正確な在庫管理を実現します。
工場・倉庫
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危険区域へのアクセス制限
AC12ワンドアコントローラーで危険区域へのアクセスを制限し、従業員の安全を確保します。
例えば、フォークリフトが稼働するエリアや高電圧機器があるエリアへのアクセスを制限することで、事故のリスクを低減することができます。
-
資材管理の効率化
特定の従業員だけがアクセスできる倉庫を作成し、資材の紛失や盗難を防ぎます。
例えば、高価な部品や機密性の高い材料を保管する倉庫へのアクセスを制限することで、セキュリティレベルを高めることができます。
-
入退室履歴の活用
入退室履歴を分析することで、作業動線を改善し、業務効率を高めます。
例えば、従業員の入退室記録を分析することで、倉庫内の移動距離や時間を削減するためのレイアウト変更や、作業動線の改善を行うことができます。
病院
- 患者情報へのアクセス制限、院内感染対策
- 患者のカルテを保管する部屋へのアクセスを制限し、個人情報の保護を強化
- 感染症患者の病室へのアクセスを制限し、院内感染のリスクを低減
このように、クラウド型入退室管理システムは、業種や規模を問わず、あらゆるビジネスシーンで活用できます。
まとめ
Verkada TD52ビデオインターホン & AC12ワンドアコントローラーは、企業にとって、セキュリティ強化、コスト削減、業務効率化を実現する、理想的な入退室管理ソリューションと言えるでしょう。
Verkada TD52 & AC12を使った入退室管理システムのメリット
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シンプルなシステムで使いやすい
クラウドベースのシステムなので、複雑な設定や管理はほとんど不要です。システムのアップデートは自動で行われるため、管理者が手動で操作する必要もありません。
-
高いセキュリティ
高画質カメラ、顔認識、アクセス権限設定など、強固なセキュリティ機能を備えています。
例えば、従業員がスマートフォンでドアを解錠する際に、顔認証とパスコードの二要素認証を設定することで、セキュリティレベルをさらに高めることができます。
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優れた操作性
スマートフォンアプリで、直感的に操作できます。アプリのインターフェースはシンプルでわかりやすく、誰でも簡単にドアの解錠・施錠や管理を行うことができます。
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入柔軟な拡張性
必要に応じて、カメラやドアコントローラーを追加できます。会社の規模が拡大した場合でも、簡単にシステムを拡張することができます。
導入を検討されている方へ
Verkada TD52ビデオインターホン & AC12ワンドアコントローラーの導入を検討されている方は、以下のポイントを参考にしてください。
-
現状の課題を明確にする
現在の入退室管理で、どのような課題を抱えているのかを明確化しましょう。
「鍵の管理が煩雑」、「入退室の履歴管理ができていない」、「セキュリティレベルが低い」といった課題をリストアップしてみましょう。
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必要な機能を検討する
どのような機能が必要なのか、TD52 & AC12で実現できるのかを確認しましょう。
例えば、「スマートフォンでドアを解錠したい」、「来訪者をビデオ通話で確認したい」、「時間帯によってアクセス制限をかけたい」といった機能を検討してみましょう。
-
実際に体験してみる
実際に使ってみないとわからないことは多いですよね。Verkada TD52 & AC12を体験できるガリレオのショールームでクラウド型入退管理システムを体験してみませんか。
ガリレオのショールームでクラウド型入退管理システムを体験しよう!
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