【AXIS M1075で解説】双方向音声通信でセキュリティ強化!導入メリットや活用シーンを解説します!
設置した防犯カメラ、ただ映像を記録するだけではもったいない…
例えば、不審な行動をしている人物を見つけた時、すぐに声をかけることができたら、より効果的に犯罪を予防できると思いませんか?
AXISの双方向音声通信機能を使えば、それが可能になります。AXISは、世界中の企業や組織で導入されているネットワークカメラのトップブランドです。
そのカメラに搭載された双方向音声通信機能は、離れた場所にいる人とも、まるでその場にいるかのように会話ができる画期的な機能です。
例えば、店舗入口に設置したAXISネットワークカメラから、店内にいる店員が、営業時間外に不審者を発見した場合に、カメラ越しに警告することができます。
この記事では、AXIS双方向音声通信の仕組みやメリット、活用例をご紹介します。さらに、最新のAI機能を組み合わせた、より高度な活用方法もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
AXIS 双方向音声通信とは?
AXIS双方向音声通信とは、ネットワークカメラに搭載されたマイクとスピーカーを通じて、離れた場所にいる人とリアルタイムで会話ができる機能です。
AXISのネットワークカメラは、双方向音声通信機能を搭載することで、よりインタラクティブなセキュリティ対策を実現しています。
具体的な活用例として、以下のような状況で役立ちます。
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オフィスビル:夜間、不審者がビル内に侵入しようとしているのをカメラが検知した場合、警備員がカメラ越しに声をかけて警告することができます。
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交通機関:駅や空港で、案内放送や注意喚起を行うことができます。
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工場:作業員が危険な場所に近づきすぎた場合、管理者がカメラ越しに注意喚起を行うことができます。
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倉庫:従業員が倉庫内で迷子になった場合、管理者がカメラ越しに誘導することができます。
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店舗: 顧客が商品について質問している際に、店員がカメラ越しに商品説明や案内を行うことができます。
これらの活用例からもわかるように、AXIS双方向音声通信は、幅広い分野で、安全・安心な環境づくりに貢献することができます。
AXIS M1075を使って双方向音声通信方法を解説します
実際にAXIS M1075を使って双方向音声通信方法をご紹介します。
AXIS M1075は、コンパクトな本体に高画質撮影と双方向音声通信機能を搭載しAI機能もつかえる高性能な屋内用のネットワークカメラです。
前面にマイクとスピーカーが搭載されていて双方向音声通信対応。iPhoneと比較しても3分の2くらいの大きさでかなりコンパクトになっています↑
AXIS M1075の主な特徴
- 高画質
- 双方向音声通信
- IR照明
- コンパクト設計
- AI機能対応
双方向音声通信の使い方
弊社ガリレオのショールームに設置してあるAXIS M1075で双方向音声通信の使い方を解説します。
今回は一番利用頻度が高そうなスマートフォンを使って双方向音声通信をする方法を解説します。
方法はすごくシンプルで、スマートフォンに「AXIS Camera Station Edgeアプリ」をインストールしてAXIS Camera Station Edgeにログインし対象のカメラを選択します。そしてマイクのマークをタップして会話することができます。
- スマートフォンに「AXIS Camera Station Edgeアプリ」をインストール
- AXIS Camera Station Edgeにログイン
- 対象のカメラを選択
- ライブ画面のマイクをタップして会話
双方向音声通信音声の詳細設定をする方法
PCからカメラに直接アクセスすることで音声の詳細設定を行うことができます。
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カメラのWebブラウザにアクセスする
カメラと同じネットワークに接続したPCから、WebブラウザでカメラのIPアドレスにアクセスします。
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ログインする
ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
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音声設定画面を開く
メニューから「設定」→「音声」を選択します。
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音声設定をする
①デバイス設定:マイクやスピーカーの音量を調整します。
②音声クリップ設定:事前に録音した音声クリップをカメラから再生できます。人の声はもちろん、アラーム音や動物の鳴き声などを出すことも可能です。
③音声エンハンスメント設定:周囲のノイズを抑制し、音声レベルを調整することで、より聞き取りやすい音声にする設定です。
AI機能との連携
AXIS M1075は、AI機能との連携により、さらに高度なセキュリティ対策を実現することができます。
AXIS Object Analyticsを利用することで、人物や車両などのオブジェクトを検知し、特定のイベントが発生した場合にのみ、アプリで通知、リアルタイムで音声警告することができます。
AXIS Object Analyticsで設定できるAI機能は以下になります。
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Object in area(エリア内オブジェクト):指定したエリア内にオブジェクト(人、車など)が入ってきたことを検知します。例えば、立ち入り禁止区域への侵入を検知することができます。
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Line crossing(ラインクロス):オブジェクトが指定したラインを横切ったことを検知します。例えば、入口や出口を通過する人数をカウントすることができます。
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Time in area(エリア内滞留時間):オブジェクトが指定したエリア内に一定時間以上留まっていることを検知します。例えば、ATMの前で不審なほど長時間立ち止まっている人物の検知をすることができます。
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Crossline counting(ラインクロスカウンティング):指定したラインをオブジェクトが横切った回数をカウントします。例えば、店舗への入店者数のカウントをすることができます。
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Occupancy in area(エリア内占有率):指定したエリア内に存在するオブジェクトの数をカウントします。例えば、部屋にいる人数の把握、混雑状況の把握をすることができます。
これらの機能を組み合わせることで、さまざまな状況に応じた監視や分析を行うことができます。AXIS双方向音声通信は、より効果的なセキュリティ対策ツールとして活用することができるのです。
まとめ
この記事では、AXIS双方向音声通信の概要、活用シーン、そして具体的な検証結果とAI機能との連携について解説しました。
AXIS双方向音声通信は、従来の防犯カメラシステムでは実現できなかった、リアルタイムな音声コミュニケーションを可能にすることで、セキュリティレベルを格段に向上させることができます。
不審者への声かけや従業員への指示、顧客対応など、幅広いシーンで活用できるだけでなく、AI機能と組み合わせることで、より高度なセキュリティ対策を実現することも可能です。
AXIS M1075は、高画質撮影、双方向音声通信、AI機能対応など、充実した機能を備えたネットワークカメラです。
コンパクトな設計で設置場所を選ばないため、セキュリティ対策はもちろん、遠隔地とのコミュニケーション手段としてオフィスや店舗、病院など、さまざまな環境で導入することができます。
ぜひAXIS双方向音声通信を導入し、安全・安心な環境づくりにお役立てください。
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ガリレオでは実際に見て、触って、体感できるショールームを開設しております。ショールームでは、防犯のプロが厳選した最新のセキュリティシステムを多数展示。
本記事で紹介したAXIS M1075はもちろんAXIS双方向音声通信やAI機能も実際にお試しいただけます。実際に触ってその実力をご体感ください。
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